スカルの歴史

スカルの歴史

スカルの歴史 アウトローにとっては永遠の定番モチーフとされるスカルですが、現代のファッションの中で様々なところで見かけるようになりました。いろいろな意味でスカルは敬遠されがち。風水や占いでは死を連想させるため、身近に置かないほうがいいともいわれていますが、スカルは古来より魔よけや信仰の対象として崇められてきたり、16世紀のエリザベス朝英国で流行したスカルの指輪には「やがて訪れる死を自覚しつつ今を生きよ、現代の儚さを認識せよ」など道徳的な意味もあります。
一昔前は一部のロックを好む人たちだけのものでありましたが、デザイナーたちが取り入れて一般的になってきました。
考えようで、悪しきものにも良きものにもなる、どちらにせよ求心力があるのがスカルなんですね。

海賊旗のモチーフとして有名

海賊旗のモチーフとして有名
海賊旗(かいぞくき)は、一般に欧米各国における海賊でよく使われた旗のデザインのこと。欧米では「ジョリー・ロジャー(Jolly Roger)」という名前で知られています。
一般に広く知られているのは、黒地に頭蓋骨と、交差した2本の大腿骨というデザイン。しかし様々なデザインが存在し、どれも主に黒地の旗に髑髏(ドクロ)を用いて考案されています。
ジョン・ラカム(18世紀にカリブ海で活動した海賊)等は骨の代わりにカットラスを交差させたデザインを用いていたほか、黒髭は砂時計を持った骸骨をモチーフにしていたのだそうです。
また、「ジョリー・ロジャー」の語源は正確にはわかっていません。
遡れる限りでの初出は1724年に出版されたチャールズ・ジョンソンの「海賊史」。その中でジョンソンは1721年にバーソロミュー・ロバーツ、1723年にフランシス・スプリッグスという海賊がそれぞれの旗を「ジョリー・ロジャー」と名づけたと引用しています。
ただ、両者の旗とも髑髏のデザインではなかったとされています。リチャード・ホーキンスが1724年に海賊に捕らわれた際、彼らが髑髏の旗を掲げており、それを「ジョリー・ロジャー」と呼んでいたと記されているのだそうです。
有力な説のひとつにフランス語の「joli rouge(きれいな赤)」という言葉を、エリザベス朝時代に乞食や「学者もどき」、転じて英仏海峡で活動した私掠船を指したスラング「ロジャー」とかけて海賊旗になまらせたのではというものがあります。
またもうひとつの説は、「joli rouge」がテンプル騎士団の船団が用いていた四角と十字架の組み合わせのデザインに由来するというものなのですが、この説には信憑性がほとんどないのだとか。
またそのほかにも、タミル人の海賊の名前「アリ・ラジャ(Ali Raja)」がなまって広まったのではともいわれています。
さらに、悪魔の古い異名「オールド・ロジャー(Old Rojer)」から、という説もあります。この場合の「Jolly(ご機嫌な)」は、髑髏の口元が微笑しているように見えることからついた、とされています。